
目を閉じて周りには宇宙をイメージし無我の境地に/達磨洞
ヴォーカリスト養成アイテム〜入門編〜古屋恵子 著 ドレミ音楽出版社 1995年
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僕は昔、この本に付いてるCDで、スケールトレーニングをよく練習していました。
だから、ブログに書いている事も少なからず影響を受けています。
それで、この本の、ある項にひとくちメモとして、坐禅のようなものがススメられているのに着目します。
胡座で背筋を伸ばして、呼吸は鼻からすって口から吐いてを繰り返し、目を閉じて自分の周りには宇宙をイメージし無我の境地になるというもの。
集中力が高まり、それまで気がつかなかった才能の開花のきっかけになるかも。と〆られています。
今、これを読み返すと、自分がやって来たことが間違ったなかったと思います。
でもさ、僕なんかは坐禅するのに中国の達磨洞まで行ってしまったから、
歌の為だけだったらやり過ぎなんじゃないかとも思いますが、
歌って、姿勢と呼吸を整える(コントロールする)ことでしょ?
それに、イメージまで使う訳だから、
僕に言わせれば、それは気功をしているのとなんら変わらないんだよね
(気功のことは改めてどこかに書こうかと思います。)
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達磨洞とは、嵩山少林寺の始祖である達磨が壁に向かってひたすら9年間座禅を組んだとされる「面壁九年」の石洞のこと。