
ライブの人はDTMの人より自分の声をよく聞いてない
先日歌のレコーディングしましたが、その時エンジニアさんとお話ししてて、「ライブの人はDTMの人より自分の声をよく聞いてない」とおっしゃるんですね。
それ聞きまして、そりゃ確かに!と思いました。現在の機器ではどうだかわかりませんが、小さなライブ会場ではボーカルさんは、(特にロック系は)声がよく聞こえないんじゃないんですかね?
また、バンドでリハーサルスタジオに入っても、大音量が酷くて、がなってしまうという問題があったんですよ。
まあ、20年くらい前の話ですから、イヤモニを使ったりすれば解消される問題なのかも知れませんが。。
◆
カバー・コピーバンドやってた頃は、DAWやDTMは発達していませんでしたから、僕は先のエンジニアさんの言うところの「ライブの人」の歌い方をしていたのです。(エンジニアさんも勿論ミュージシャンですから、ライブなんてドラムの音しか聞いてない感じだったよね、なんて事を冗談まじりに?仰ってました。)
◆
要するに、僕の場合レコーディングでどう歌うかというのは、アバロンミュージックSCはいってから以降、後から覚えていったんです。
レコーディングし始めてから、自分の歌の下手さ、ピッチ・音程の悪さに驚きましたから(笑)
なので、練習は常に録音して聞き返しながらやらないと練習にならないと思うようになりました。ソルフェージュなんかも練習するなら録音しておかないと非効率的ではないですか。
◆
自分が歌っている時は、内耳からより大きな声が聴覚にはいりますから、客観的に自分の声を判断することが出来ません。ですので、録音して聞き返すことが不可欠。
はじめは、ピアノだけとかギターだけの伴奏を用意するのが良いと思います。
それも、テンポがしっかりしている音源で練習しましょう!
バンドや弾き語りで歌うことからボイトレに入ってきた人に、ありがち?なのが、
テンポがアバウトな伴奏で練習してて、デジタルレコーディングに対応できなくなってるってケース。
アカペラだとこれと同じ点で落第します(・_・)
だからメトロノームやクリック音つかってテンポキープする練習もやるべきなんですが、
それじゃ味気ないから(もちろん、アカペラで聞せられる素晴らしい歌が歌えるなら、それでいいんですよ!)BPMちゃんと決めてる簡単な伴奏で練習するのをおすすめします(`・ω・´)
